歌ってみたにお勧めのコンデンサーマイク
マイクの種類に関しては歌ってみたに使うマイクの種類を知ろう!から見てくださいね。
ここでは有名な歌い手さんが使っている、メジャーなコンデンサーマイクを紹介していきます。コンデンサーマイクは取り扱いが難しいので初めてのマイクには向きませんので、2本目にもっといいマイクが欲しい!っていう人にお勧めします。せっかく買っても取り扱いを間違えてしまうと壊れてしまいます><
マイクには指向性というのがありますが、ボーカルレコーディングには単一指向性というものを選びましょう。ここで紹介するものは全て単一指向性です。簡単にいえば音をどれだけ拾ってくれるかということです。単一指向性の場合、一定方向からの音しか拾わないので周りの雑音などは入らないようになっています。
…とはいってもコンデンサーマイクはダイナミックよりも音を拾いやすいので環境によっては雑音入りまくりになるのでご注意くださいね!
コンデンサーマイクには48vファンタム電源が必要!
コンデンサーマイクを使う時にはこれを忘れないようにしましょう!ファンタム電源とはコンデンサーマイクが稼働するのに必要な電流です。主に備えられているのは
- ミキサー
- マイクプリアンプ
- オーディオインターフェイス
になります。だから最初からファンタム電源がついているオーディオインターフェイスを買っておけば、のちのちに使えますね!ファンタム電源がついているものには切り替えスイッチがついているので、コンデンサーを使用するときだけスイッチオンにする感じです。
下の記事も参考に見てみてください。
→お勧めのオーディオインターフェイス
コンデンサーマイクを扱う時の注意
丈夫なダイナミックマイクと比べて湿気と、衝撃に弱いマイクになっています。絶対に落としたりしないように気をつけてください。
家で保管するときはきちんとケースにいれて乾燥材などを一緒にいれておくパターンなどが多いですが、壊れるときは壊れます。家の中でもじめっとしてないところに置いておくようにしてください。
歌ってみたに人気のコンデンサーマイク
RODE NT1A
コンデンサーマイクといえばよく名前の挙がるRODEのNT1-A。例にもれず私も購入しました、そして壊れました><と個人の経験談は置いておいて感想です。 ※記事を書いた後何カ月かぶりに使ってみたら平気でした!原因はわかりません!
高音域が綺麗に通り、非常に繊細な音が録れます。初めて録った時はダイナミックとの差にひどくおどろきました。それだけかなり違います。ただ元々声がキンキンしてる人には向かないかもしれない。あと、自宅で録る場合にあまりにも雑音が響きやすい場所だと絶対にうるさいのでお勧めしません。比較的静かな環境にお家があるとか、だんぼっちがあるとか、防音をしていないと少しきつい。
あまりマイナスなことは書きたくないんですが、歌ってみたのマイクのお勧めを書いてる人って自分自身の経験を書いていることが少ない気がしたのであえて。
それぞれの環境に左右されるのは当然だし、このマイクが人気だっていうのもわかるんですけど、万人が使えるマイクではないと思います。とりあえず買っとけとはいえない。
有名な方だと96猫さんやclearさんが使っていますが、確か96猫さんは防音室が家にあって録音をそこでやっているって聞いたことがあります。ノイズが入らないかどうかはその家によるかもしれません。
あと、このマイクにはポップガードとショックマウントっていうのがついてきますが、安いマイクスタンドだと重さに耐えきれません。だから少しいいマイクスタンドを用意する必要があります。
さて悪いことばかり書いている気がしますが、マイク自体はとてもいいです。ダイナミックマイクのお勧め上位であるSM58は若干籠りがある、と書いていますがその籠りとかは全くありません。流石コンデンサーマイク、といったところです。だから音質的にはすごく満足しています。後はやはり録音環境ですね…。
NT1-Aほど有名じゃないですが、宅録なら同じRODEのNT3
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こちらの方がノイズが少ないかもしれません。あとはお好みで^^
ちなみにNT1-Aの場合はマイクケーブルが付属されていますよ。
追記:録音するときはオーディオインターフェイスの入力を上げすぎなければノイズも少なめで済みます。頑張って声量鍛えたほうがいいかもしれない。ノイズというよりは周りの雑音との戦い!
AUDIO TECHNICA AT4040
AT4040
RODEとは違い黒つや消し焼付塗装というもので真っ黒でシックな出で立ちのAT4040。NT1-Aと比べるときらきら感というよりも、フラットな音質が特徴。癖のない素直な音を録ってくれます。NT1-Aよりも温かな音かもしれません。
蛇足さんやそらるさんが使っています。国産なのでその点も信頼を置けるかも。
素直な音質だからイコライジングで味付けをしてもらう事も可能で使いやすいマイクだと思います。付属品はショックマウントとマイクポーチなので、買う時はXLRケーブルも一緒に買ってくださいね^^
BLUE Bluebird
ユニークな形をしていますが、こちらもコンデンサーマイク。有名な方だとヲタみんさんや、天月さんが使用しています。
AT4040ほど太さはありませんが、全音域のバランスがよく柔らかい印象を受けました。NT1-Aは高音域が強いですが、それほどきらきらはしておらず、温かみがあります。どちらかといえば女性向な印象。
付属品はポップフィルター・ショックマウント・ケースなのでケーブルは別途買いましょう。
パンチが欲しい人には物足りないマイクかも知れませんが、使いやすいマイクです。
まとめ!コンデンサーマイクは2本目のマイクに使おう!
実際に両方とも手にした自分の感想ですが、まずはダイナミックマイクから使う事がお勧め。コンデンサーは確かにすっごく綺麗にとれます!それこそ感動するレベルで。ただ扱いの難しさを懸念して考えると、ダイナミックじゃ満足できなかった時に初めて購入を考えればいいんじゃないでしょうか。
ダイナミックマイクより高いお値段ですので、じっくり悩んでお好きなマイクを検討してください^^